XHTML that suck!

そういえば最近、更新がめっきり滞ってしまっていた。
新業務に注力していた事や、今やスパムの糞溜めと成り果てたwww(ワールドワイドウェブの方ね)に辟易してmixiに閉じ篭っていたというのもあるが、実は当サイトの大規模刷新を図るべくXHTMLとCSS、perlの実験を繰り返していたりもしていた。

しかしこのXHTML1.1、廃止要素とか規制が多過ぎ。もう全然楽しくねぇんだよ。

当面はただ文書いて文字装飾する程度しか術がないので、結果MobableType標準スキンに代表されるような、無味乾燥に無難な画一されたデザインに落ち着いてしまっているのではないだろうか(合理的なんだろうけど)。
世のブロガー達から大いに怒りを買った、例のブログ批判の文章は、そういう事なのである。というか、その一点に尽きる。

内心日本の恥とすら思っていた「お父さんがHPビルダーで作ったような日記サイト(壁紙はニフティの無料素材)」の様なサイトでも、今や愛おしく感じる。初心者ながらの創意工夫と、何より”体温”を感じるから。

確かに「htmは正しい文法、デザインはCSSで」という考えは合理的だし、ソースコード等は小綺麗に纏まるかも知れない。しかしWEBサイトくらい、もう少し自由に造らせて欲しい。

食事くらい楽しく喰わせてくれ。テーブルマナーなど糞くらえだ。

【追記】結局のところ、デザインを担うべきCSSの仕様が稚拙過ぎるのが問題なんだよな。
「画像貼るコマンドなんて用意してないから余白+背景画像で対処してくれ」だの「角丸のボーダーなんて作れないから四隅に画像とdiv置くとか何とかして」とか平気で言いやがんの。
この場合、正確には「CSS that suck!」だな。むしろXML万歳。