前回は、「ジャンクな音楽も愛でる」との意味も込めて、当カテゴリに分類致しました。ちなみにCP解除コードは「INUIKIMIKO」です。
さて、「廉価の割には確かなグルメを」の理念の下に開始した当該コーナーですが、まさか本当の意味でジャンクな食物を扱う羽目になろうとは…。
公演期間中に自己批判ショーの本拠地、茨城にて食した「バスラーメン」。…もう色々あり過ぎて何から書けば良い事やら。
「バスラーメン」とは、同行した舞台監督・海老沢さんの解説によれば、和歌山方面を発祥とする一つのラーメン流派との事ですが、それがなぜ茨城の片隅の、しかもキャベツ畑の真っ只中に所在しているのかは良く解りません。
あと、語感が何だか「ゴリラーマン」っぽいです。
期待を胸に店内へ入ると成る程、観光バスが一台丸ごと、客席や厨房として鎮座しておりました。きっと元来はバス一台のみのスペースだった物を、店舗拡張に伴い継ぎ接ぎしたのでしょう。
いざ店内に入ると、何やらカオスな雰囲気が…?入ってはいけないバーに来てしまったような…
というか、昭和!?
すると店内で酒盛りしていたオバちゃんが海老沢さんに突然「…トラクター?」と聞いてきたのです。
すっかり面喰らって困惑の表情を浮かべていると「もういいわ、これも要らないから」といってビニール袋一杯の、変色したプチトマトを置いていきました。
…電波ゆんゆん!
身の危険を感じてオゾゾが走りました。しかし悪夢は終わらない!
何故かテーブルの上には各種調味料と共に太田胃散が!…そういう事ですか。覚悟して食べます。
その時、足元を何かが動いた!!動物!?
猫でした。飲食店内にて動物放し飼いとは何事かと思うより先に、その猫に餌をやる店員が一言。
「その猫、ノラちゃんだから。」