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英国王立協会から情報公開が許可された (水曜日の00:01グリニッジ標準時) ので,深海魚の新発見に関する情報をお知らせします.
● これまで別の「科」に分類されていた
リボンイワシ科 (写真1)
ソコクジラウオ科 (写真2)
クジラウオ科 (写真3)
という3つのグループの深海魚が,それぞれ「稚魚」「雄」「雌」であったことを,日米豪の3カ国の国際共同研究で明らかにしました.日本の私たちが遺伝子を使い,米豪の研究者が形態的なつながり (変態) をひも解きました.
すでに以下の二つのブログで取り上げられて詳しい解説 (英語ですが) がなされています.この成果は来月に英国王立協会の雑誌 Biology Letter に掲載されます.
http://www.sciencenews.org/view/generic/id/40123/title/Three_deep-sea_fish_families_now_one
http://scienceblogs.com/notrocketscience/2009/01/three_groups_of_fish_are_actually_the_males_females_and_larv.php
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(以下、mixi深海魚コミュより転載)
って、突然こんな内容で何のこっちゃでしょうが。
「中の人」からこんな速報が続々上がってくるmixi深海魚コミュが超ヤバいです。
知られ尽くされた何万光年先の宇宙よりも、僅か2、3km水面下の深海のが全然未知だっつう事実にも萌えます。
ここ日本が地味に深海魚のメッカ(駿河湾とか東京海底谷とか。竜宮使やメガマウスなど貴重な報告例多数)という事実にも萌えます。
確実にUMA(未確認生物)の宝庫だってのに殆んど研究が進んでないのは、敢えて人類のロマンを残しているのに違いない…と思う…