遅ればせながら、サマーソニック話をもう少し。
会場入り、興奮のあまり数人にメールを打つ。
するとうち一人から「俺もサマソニ来てんだよ」と連絡あり！マジで？何処！？と振り向いたら、真後ろの屋台行列で小１以来の大親友が手を振ってるじゃないですか！約１０万分の１の確率。
結局、別ブロックでその後は合流出来なかったけどね。
贔屓のアーティストに絞ってトップリ浸かるのも正しい楽しみ方ですが、こういうフェスでは知らなかった音楽に多く触れてみるのも醍醐味と考え、気になったら片っ端から見てみる方向で決めました。
随所で折角素晴らしいアクトを演っているのに、無視して知らずに過ごすのも損だものね。
一バンド辺り４～５曲に絞り、ないしは飽きたら移動(笑)
丸一日休憩なし！待機なし！食事なし(そんな暇はなし！！)
栄養補給はマリン～メッセ移動中にサンドイッチ等程度を頬張ります。
お陰で、実に２０組近くのライヴを楽しむことに成功しました。
（以下、頭文字は会場名。）
- 都）雷RIZE図
- 音）HAL
- 山）THE DEPARTURE
- 音）BOY
- 都）FIRE BALL with JUNGLE ROOTS BAND
- 音）THE ARCADE FIRE
- 山）INTERPOL
- 海）THE MAD CAPSULE MARKETS
- 浜）MONEY MARK
- 音）MEW
- 山）電気グルーヴ×スチャダラパー
- 海）DEEP PURPLE
- 踊）伊藤陽一郎 a.k.a akakage
- 山）ECHO AND THE BUNNYMEN
- 海）SLIPKNOT
- 音）IAN BROWN
- 都）Q-TIP
- 海）NINE INCH NAILS
こうして見ると、MARINE（海）とSONIC(音)の滞在率が高いですね。
チラ見も含んだら、かなりの数を網羅していると思います。
当初の目的でもあった「発見、掘り出し」について。
全くの初見だったDEPARTURE、ARCADE FIRE、MEWに感激！
事前情報をくれた連れに大感謝。
もうとても全てを語り尽くせないので、この中でもある意味今回のメインイベントであったディープ・パープルについて。
ＭＥＷが予想以上に良かったんで、つい最後まで観てしまった。ついでに電気×スチャも暫らく観た。これで今からマリン行ってもパープル間に合うかな？と気持ち焦りながらスタジアムを目指す。
ボボボボ…と八分刻みのベースが聞こえる。ん、これってもしや！？と会場が近付くにつれ聞こえたリフは、やはり「ジャッジャッジャーン」とお馴染みのアレ。
…スモーク・オン・ザ・ウォーターみたいな代表曲、まさか序盤にやらないよね？まさか最後！？と思っている内に終了。ヤバッ、パープル見逃した！と刹那思ったがラストはBlack Nightで〆。これは無事見れました。
２０年恋い焦がれたパープルの、３０年に及ぶ貫禄！
思えばロックを一番最初に意識して聞き始めた契機はＢＯФＷＹか筋少かパープルのどれか、ないしは同時位の頃なので思い入れは抜群。
しかし、年老いた彼等を観て幻滅したりしないか。そもそもリッチーやジョンのいないパープルって何だ？と、気持ち記念程度で観るつもりだったとですよ。
が、ごめんなさい！神は、確かに往年と変わらぬ姿で存在しました。
まず、若い！イアン・ギラン、往年と印象が変わりません。
そしてまた、良いメンバーなんですよ。「全員仲良さそうなパープル」、これは貴重かも知れません（笑）
しかし後からセットリストを見て、FireballやHushもやったと言うではないですか！この２曲は無いと踏んでいただけに、残念、見たかった！
ビーチに花火に屋台村。図らずも夏っぽい行事まで一通り堪能出来てしまったサマーソニック。来年こそは二日通しで行こうかね。